全国を移動しながら「未完成オムライス」を届けるオムライスアーティスト・Zen(善)さん。
電化製品から食材、調理器具、店舗空間まで、あらゆるものにFT加工®️を施しているZenさんに、その理由と、料理に対する考え方を聞きました。
旅するオムライスアーティスト、Zenについて

Zenさんは、かつて「ワニのニワ」という店舗を構えていた料理人です。
現在は拠点を持たず、全国を移動しながら「旅するオムライスわにのいま」として活動しています。
彼が手がける「未完成オムライス」は、食べる人の状況や文脈に寄り添うことを前提にした一皿です。
完成形を押しつけるのではなく、その場にいる人と一緒に完成させていくという思想が、料理の名前に込められています。
料理の質は、関心の質で決まる
Zenさんとの会話の中で印象に残った言葉があります。
「料理の深さって、関心の深さとイコールだと思う」
技術や素材だけが料理を決めるわけではない。使う道具への意識、食材に向ける目、調理する空間の状態。それらすべてに関心を持ち続けることが、一皿の質をつくるとZenさんは言います。
「日々何かに追われていると、いちばん忘れてしまうのが、感謝とか、自分を大切にするということ」という言葉は、料理の話であると同時に、日常の在り方についての言葉でもありました。
FT加工®️を「愛」と呼ぶ理由

Zenさんは電子レンジや冷蔵庫などの電化製品から、使用する食材、器、店舗の空間まで、あらゆるものにFT加工®️を施しています。なぜそこまでするのか聞いたとき、Zenさんはこう答えました。
「FTは、僕の代わりに愛を注いでくれるテクノロジー」
Zenさんにとって、愛とは関心を持ち続けることです。
道具に日々感謝を向け、食材の状態を気にかける。それが理想だとわかっていても、忙しい日常の中では難しい。
FT加工®️は、その「関心を注ぎ続ける行為」を、物理的な形で代替してくれるものとして機能しているとZenさんは言います。
「ファインチューニングしてると、なんか安心だし、常にこの子たちに関心を持ってくれてる」という感覚が、不安要素を消してくれる。
電磁波やIH調理器への懸念もなくなったと、Zenさんは話してくれました。
どん底を経て気づいたこと
約4年前、Zenさんには大きな転換点があったといいます。
それまでは、味わいや見た目、インパクトを追いかけていた。
しかし今は、「流れに身を任せた」料理へとシフトした。素材が持っている力を引き出し、食べる人のその日の状態に寄り添う。そういう料理になっていったと言います。
その変化の根底にあるのも、関心という概念です。自分自身や道具、食材に向ける関心の方向が変わったことが、料理そのものを変えました。
整え続けることが、日常をつくる
「僕にとってファインチューニングは、愛そのものです」というZenさんの言葉は、技術への賛辞ではなく、料理人としての哲学から出てきた言葉だと感じました。
何かを劇的に変えるのではなく、使うものを整え、関心を向け続ける。その積み重ねが、一皿の質として現れてくる。
Zenさんの料理と、FINE TUNINGが目指しているものは、同じ場所に向いているように思います。
Zenさんの活動「旅するオムライスわにのいま」の最新情報は、Instagramでご覧いただけます。
Instagram:https://www.instagram.com/waninoniwa0716





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