リカバリーウェアのデメリット5つ|副作用・肌荒れ・夜しか着ない理由 – FT-MARKET

FT™︎(FINE TUNING®)技術を適用したプロダクトの企画を担当しているMARUです。

リカバリーウェアを持っているのに、結局はパジャマ代わりにしか着ていない、という声をよく聞きます。

夜だけの一着で止まってしまうのには、素材と設計にはっきりした理由があります。

この記事では、リカバリーウェアのデメリット5つと副作用の考え方を整理し、日中も着られる一着の選び方をお伝えします。

Author|著者
MARU
FINE TUNING® 商品企画担当

FT™︎ TUNING WEARをはじめとするプロダクトの企画・設計を担当。素材選定からパターン設計まで一貫して関わり、「整える技術を、毎日の生活に溶け込む一着へ」をテーマに、身体と衣服の関係を見つめ続けています。

リカバリーウェアの主なデメリット

たたまれたリカバリーウェアと衣類、素材の質感がわかるクローズアップ

リカバリーウェアの主なデメリットは、次の5つです。

  • 生地が硬く、ゴワつきやすい
  • 肌荒れやかゆみが出ることがある
  • 汗をかく季節や暖房の効いた部屋では暑く感じやすい
  • 価格のわりに、効果の感じ方に個人差が大きい
  • 就寝向けの設計で、夜しか着なくなりやすい

1. 生地が硬く、ゴワつきやすい

リカバリーウェアの多くは、鉱石を細かく砕いて生地に練り込む製法でつくられています。身体から出る熱をうまく巡らせる仕組みですが、この製法には弱点もあります。生地が硬く、ゴワつきやすいという点です。

やわらかさよりも機能素材としての性質が優先されるため、肌ざわりは普段のTシャツやカットソーとはどうしても違ってきます。

2. 肌荒れやかゆみが出ることがある

肌が敏感な人は、リカバリーウェアを着てかゆみや肌荒れが出ることがあります。原因と対処はリカバリーウェアで肌荒れ・かゆみが出る理由で詳しく触れています。

3. 汗をかく季節や暖房の効いた部屋では暑く感じやすい

リカバリーウェアは、着た人の体温を利用する仕組みの服です(※1)。そのため、汗をかく季節や暖房の効いた部屋では、暑いと感じる人もいます。寝ているあいだに暑くて目が覚めるようなら、薄手のものに替えるか、季節によって着る日を分けてください。

4. 価格のわりに、効果の感じ方に個人差が大きい

価格に対して効果が実感しづらい、という声もあります。ここは感じ方の個人差が大きいところです。リカバリーウェアの効果は本当にある?買う前に知りたいこともあわせて読むと、判断の材料になります。

5. 就寝向けの設計で、夜しか着なくなりやすい

就寝向けのデザインと生地の硬さが重なり、着るのが寝る前の数時間だけになりやすくなります。

リカバリーウェアに副作用はある?

「リカバリーウェア」と呼ばれる服には、医療機器として届け出ている製品と、医療機器ではない衣類が混ざっています。

2022年10月、医療機器の一般的名称に「家庭用遠赤外線血行促進用衣」が新設されました。厚生労働省の通知では、着た人の体温を利用して血行を促進する衣類について、「血行促進」とうたうだけでは医療機器に当たらないとしています。一方で、疲労回復や筋肉のこりをほぐすといった、血行促進以外の効果をうたう場合は医療機器に当たるとしています(※1)。

医療機器として届け出たリカバリーウェアには、使用上の注意を書いた添付文書があります。肌に湿疹や傷があるとき、着ていてかゆみや赤みが出たとき、持病があって着てよいか迷うときは、添付文書を読み、販売元や医師に確認してください。

なぜ夜専用になりやすいのか

ベッドサイドに置かれたリカバリーウェア、就寝前の落ち着いた室内

リカバリーウェアが「夜だけの服」になりがちなのは、偶然ではありません。そもそも、就寝時に着ることを考えてつくられているからです。

目的が睡眠中のコンディション回復にあるぶん、デザインもルームウェア寄りになります。ゆったりとしたシルエット、部屋着らしい風合い。人前に着ていくには、少し勇気がいる見た目です。

そこに、先ほどデメリットの1つ目に挙げた生地のゴワつきが重なります。硬さのある素材は、動きの多い日中には窮屈に感じられやすい。結果として「家に帰ってから、寝るまでの数時間だけ」の一着に落ち着いてしまいます。

本来はコンディションを整えるために買ったはずが、活躍するのは1日のうちのわずかな時間だけ。ここが、リカバリーウェアのいちばん見えにくいデメリットかもしれません。

日中も着られる服の条件

日本人女性が白いコットンの長袖を着て自然光の入る部屋で過ごす様子

では、朝から夜まで一日を通して着られる一着には、何が必要でしょうか。3つの条件に整理できます。

肌に心地よい素材であること

毎日長い時間触れるものだからこそ、やわらかさと通気性は妥協できません。コットン100%のような天然素材は、この点で強みがあります。

日常でも着られるデザインであること

部屋着に見えないシルエットなら、そのまま外出にも使えます。着替える手間が消えると、一着の出番は一気に増えます。

洗っても型崩れしにくいこと

日常的に袖を通すなら、洗濯の耐久性は毎日の使い勝手を左右します。

この3つがそろって初めて、服は「夜だけの道具」から「一日中そばにある一着」に変わります。

チューニングウェアという選択

FT™ TUNING WEAR LONG-Tの生地の質感を写したモノトーンのクローズアップ

夜専用になる理由は、硬い素材とルームウェア寄りの設計にありました。では、整えるという目的を保ったまま、毎日着られる形にするにはどうするか。その考えから生まれたカテゴリーが、チューニングウェアです。

リカバリーウェアが「マイナスをゼロに戻す」発想だとすれば、チューニングウェアが目指すのは本来のポテンシャルに戻すこと。楽器を弾く前に調律するように、身体のコンディションを日常の中で整える。そんな考え方です。

2つのカテゴリーの違いは、チューニングウェアとは?リカバリーウェアとの3つの違いでも詳しく整理しています。

FT™︎ TUNING WEAR LONG-T

インドの最高級綿「スビン」の初摘みだけを使ったコットン100%の生地。綿本来のやわらかさを最大限に引き出し、パターンを一から設計することで、動きやすさとフィット感を両立しました。何度洗っても型崩れしにくく、トレーニングからそのまま就寝まで着られます。この一着に、身体のコンディションを整える FINE TUNING® 技術を適用しています。

チューニングウェアを見る

まとめ

リカバリーウェアの主なデメリットは、次の5つです。

  • 生地が硬く、ゴワつきやすい
  • 肌荒れやかゆみが出ることがある
  • 汗をかく季節や暖房の効いた部屋では暑く感じやすい
  • 価格のわりに、効果の感じ方に個人差が大きい
  • 就寝向けの設計で、夜しか着なくなりやすい

疲労回復などの効果をうたうリカバリーウェアは医療機器なので、着る前に添付文書の使用上の注意を確認してください。整えるための一着なら、着る時間そのものを増やしたいところです。

一日中そばにある服へ。FT-MARKETの FT™︎ TUNING WEAR は、その視点から生まれた一着です。

参考文献

  • ※1 厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課長通知「遠赤外線を輻射する衣類等の取扱いについて」(薬生監麻発1214第1号)令和4年12月14日[新宿区掲載の通知]